2013年11月13日
ソフトバンク(9984)投資徹底分析 〜スプリント買収で2兆円の巨額投資!ボーダフォン買収時と比較!ソフトバンクは借金を返せるか?〜
日本株の優良株!!
今回は、ソフトバンク(9984)徹底分析です♪
ソフトバンクの2013年上半期決算を徹底分析していきます!!
最近のソフトバンクの勢いは、
すさまじいですね!!
孫さんの買収攻勢!!により、
ソフトバンクは、世界中で暴れまくって!!ます♪笑
アメリカ3位の携帯会社
→ Sprintスプリントの買収!
スマホゲームの有力会社
→ Supercellスーパーセルの買収!!
世界1位の携帯卸売会社
→ Brightstarブライトスターの買収!!!
ソフトバンクは、
たった1年間で、『約2兆円』の巨額投資を行ったのです♪
さてさて、
ソフトバンクの2013年度上半期の決算をみてみましょう。
売上高 2.6兆円 +73%
営業利益 7151億円 +67%
純利益 3949億円 +86%
すばらしい決算ですね♪
しかし、投資家として、
注意すべき点は!!
『営業利益7151億円』の内訳です。
この営業利益には、
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ウィルコム、ガンホーの子会社化による一時益が、
『2490億円』も、含まれております。
なので、
『真の営業利益』は、
7151 − 2490 = 『4661億円』
ですから、
そうなると、、
営業力は、前年比 +8.6% ということになりますね。
これは、
「孫さんの決算を良く見せようとするマジックだ!!」
という方もいらっしゃると思いますが、、笑
でも、これは、
ソフトバンクによる、
ウィルコム、ガンホーへの投資がうまくいった果実♪
ですから、
一時的に決算をかさ上げしたのは確かですが、
これも、ソフトバンクの実力でしょう♪
また、
『1兆8000億円』で買収した、
アメリカのスプリントは、
『223億円の営業赤字』となりました。
それにしても、
ソフトバンクの成長はすごいですね!!
2013年上半期でみると、
営業利益の国内ランキングでは、
トヨタに続く、『2位』
営業利益世界ランキングでも、『24位』です。
しかしながら、
積極的な買収戦略により、
ソフトバンクは再び、巨額の借金を背負い込みました。
約2兆円も!!借金を増やしたぞ〜〜
しかも、スプリントは、赤字企業だ〜〜
と、聞くと、、
おいおい大丈夫か??
共倒れしないか??
と、心配になりますよね。笑
しかし、孫正義社長は、大丈夫だ!!と豪語します。
2006年にボーダフォンを買収した時に比べれば、、
たいしたことないよ〜〜
と、言うのです。。
本当でしょうか?
では、数字でみてみましょう♪
負債比率の指標である、
純有利子負債/EBITDA倍率でみると、、
(数字が少ない方が、負債が少ない。)
たしかに、
ボーダフォン買収時の『5.6倍』から、
(純有利子負債2.97兆円、EBITDA0.53兆円)
→ 現在は、『2.7倍』に改善しています♪
(純有利子負債3.9兆円、EBITDA1.44兆円)
借金額と、企業が利益を生み出す力を比較すると、
借金の多さの程度は、半分になっているのです♪
EBITDAとは、償却前の営業利益です。
EBITDA
=営業利益+減価償却費+のれん償却
営業利益に、
実際に企業から資金が流失しない、
非現金費用を足したものです♪
収益・企業価値評価の国際標準とのことで、
ソフトバンクは、多額の設備投資を行ってきており、
償却費が大きいためよく決算で使ってますね。
さらに、今回のファイナンスをみると、、
スプリント買収に伴う、
買収資金調達は、『1兆9800億円』ですが、
調達金利は、
→ 『1.4%』と、
かなり低い!!金利で資金調達ができました♪
2006年のボーダフォン買収時の金利は、
『3.8%』でしたから、かなり安く資金調達できたのです♪
ちなみに、
ボーダフォン買収の1.3兆円は、5年間で完済しております。
孫さんは、
アベノミクスによる、
『金融緩和&低金利政策』を使いこなしている♪のです。
日本の低金利バンザイ♪ですね!!笑
まとめると、、
・企業の収益力でみた、借金額の大きさは『半分♪』
・調達金利も、『半分以下♪』
これが、孫さんが大丈夫だ!とお話しする根拠ですね。
しかしながら、
ソフトバンクが買収した、
アメリカ第3位のスプリントは、
赤字続きです。。泣
ベライゾンやAT&Tが、
それぞれ、『1億件規模』の契約数を持つ一方で、
スプリントの契約数は、『5500万件』と半分程度。
また、LTEの通信インフラが、
まだまだ不十分で、競争力が低いです。。
なので、スプリント買収がどう転ぶか??
しばらく、厳しい業績が続きそうです。
このように、スプリントの現状をみると、、
投資家としては、心配になってきますよね??
でもここで!!
ソフトバンクによる買収事例を振り返ってみましょう♪
・2004年 赤字体質であった『日本テレコム』を買収
→ 営業赤字1000億円が、、現在、営業利益900億円♪
・2006年 赤字転落寸前の『ボーダフォン』
→ 営業利益4900億円♪
・2010年 経営破綻した『ウィルコム』
→ 契約者数を377万人から、現在503万人
ソフトバンクは、これまで、
日本テレコム、ボーダフォン、ウィルコムといった、
やばい企業を買収し、黒字化してきた♪
という、輝かしい実績があるのです。
少し、安心されましたか??笑
おっさんも、
実は先日、ソフトバンクの波に乗って♪
ソフトバンクへ投資した!!ので、、
今後、様々な角度から、
ソフトバンク徹底分析をして、注目していきたいと思います!!
孫さんのアメリカンドリームに、ご一緒していきたいと思います♪
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おっさんは、
「打倒!金持ち父さん」を通じて、、
微力ながら、、早、6年にわたって!!
力の限り全力で!! 情報発信してまいりました♪
『日本人総投資家プロジェクト』は、その集大成です!!
どうか、
お読み頂き♪
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・ご家族
といった、身近な人へご紹介頂き♪
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We can change our Japan!!
日本の繁栄をもう一度!!