2013年11月02日

日本の自動車産業からみる日本経済復活の処方箋 〜日本企業復活のためには、法人税削減、円高の是正、電力コストの低下が必要!!〜



先日、2013年9月の自動車生産台数が発表されました。

国内乗用車8社が発表した、

2013年9月の国内生産台数は、

前年同月比12.8%増の82万7139台でした。

国内の自動車生産台数が、

前年同月比でプラスとなるのは、

 → 実に!13カ月ぶり♪ で、

日産自動車以外の7社で増加しております。

それでは、内訳をじっくり見てみましょう♩


2013年9月

日本国内生産台数
トヨタ 30万台
ホンダ 8万台
ニッサン 9.4万台
マツダ 9万台
スバル 5.6万台

海外生産台数
トヨタ 46万台
ホンダ 29万台
ニッサン 35万台
マツダ 2.4万台
スバル1.3万台


日本からの輸出台数
トヨタ 15万台
ホンダ 1万台
ニッサン 6万台
マツダ 7.6万台
スバル3.7万台

マツダが輸出第二位!!


日本国内販売台数
トヨタ 14万台
ホンダ 7万台
ニッサン 7万台
マツダ 2.3万台
スバル1.8万台

国内販売台数では、

下位のマツダが、

日本からの輸出台数では、

 → マツダが堂々の2位なんです!!


輸出台数は、

トヨタ 15万台で、マツダ 7.6万台なんです!


世界では、規模が小さいメーカーである、

マツダが、

巨人トヨタの半分も!!輸出しているのです!

注目に値することだと思います♪


一方で、

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ホンダ 1万台
ニッサン 6万台

 と、規模に比べて、

輸出台数がとても少ないですね。


ホンダ、ニッサンの、

国内生産数と海外生産台数を比較すると、

ホンダ 29万台
ニッサン 35万台

 と、月間の海外生産台数は、

両社とも、かなり多く、

海外生産の方が、

国内生産の3倍以上多いのです。


もはや、

ホンダ、ニッサンは、外国企業ですね。。泣


Made in Japanの日本車は、もはや、少数派なのです。

これは、非常に残念な事実です。。泣

日本の国家戦略の失敗

 といっていいでしょう。


ホンダだって、

ニッサンだって、

本当は!!

日本国内で生産したいはずなのに、、



国際競争で生き残るためには、

リスクを負って、海外へ進出して、

工場を海外へ作るしかないのです。

海外へ出れば、

カントリーリスクだってありますし、

工場建設、外国人雇用、職業訓練など、

現地で、莫大な投資をしなくてはならないですし、

技術が盗まれるリスクだってあります。


それでも!!

あえて、海外へ飛び出すしかなかった。。

その決断をさせた、

日本政府の戦略は、

間違っていたと言わざるをえません。

当然、日本国内の雇用は、

その分だけ、海外へ流出しております。

自動車産業は、

自動車部品や周辺機器などを含めて裾野の広い巨大産業です。

日本の自動車産業全体の規模は、

約20兆円と巨大です。

日本でクルマ作りを出来なくした。。

政治の責任は、

とんでもなく重いです!

重罪です!

膨大な国富の流出になってしまいました。

数百万人単位での雇用が失われたのです。

契約社員の増加
失業率上昇
日本人の賃金が上がらない
景気回復しない

これらは、すべてリンクしております。

おもえば、日本の製造業は、

長期にわたり、クビをしめられてきました、、、泣



長く放置された、円高問題
世界最高水準の法人税
他国より高い電気代
東日本大震災からの復興、復興増税
柔軟でない雇用市場
電気代は、震災以降、どんどん上昇しております。



一方で、

シェールガス革命が起きたアメリカでは、

エネルギーコストが低下しております。


残念ながら、資源のない国、日本では、

原発を安全に動かさない限り、

電気代は、今後も、どんどん上昇していくでしょう。



原発ゼロなら、最終的に、

電気代が今の2倍になることが、推測されております。泣


原発ゼロを訴える政治家は、

電気代がさらに、2倍になることを説明した上で、支持を得て欲しいですね。


法人税は、

世界各国が競い合って、
法人税減税競争をしている中、

世界最高水準をキープしております。

法人税減税を検討すると、言った瞬間、

大企業優遇だ!といって、非難を浴びる始末です。


企業には、

たくさんのステークホルダーが存在します。

企業は、たとえ、利益がたくさん出せなくて、

税金をあまり支払えなくても、

存在しているだけで!!

社会に多大な価値がある!!
のです。


企業は、存在し続けるだけで、価値があります。

たくさんの人を雇用して、生活を守り、家族を養います。

それだけでなく、年金も、健康保険も支払ってくれるのです。

企業は、金の卵を生むニワトリです。

既存の企業から搾り取って、殺すのではなく、

減税などで、国際競争力が高まり、企業が成長すれば、

法人税を減税しても、
結果的に、税収が増えることも、期待できるのです。

現在の世界最高水準の法人税をキープしていることは、

日本企業を殺し続けており、
非常に近視眼的な視点しか存在しないと思います。


日本企業であること。

そのハンデを背負った企業が、
倒産してしまえば、元も子もないのですから。


法人税については、

数%の減税とか、ケチなことを考えず、

半分にする!!

ぐらい、

ドラスティックな改革が必要不可欠です。

幸い、2013年11月に発表された税収実績によると、

2013年度の法人税は、景気回復により、

見込みの8.7兆円から、

3兆円以上多い♪

 → 12兆円ぐらいまで上澄みされる見込みとなりました♪


法人税については、

今こそ!!
今後の長期的な成長のための政策が必要と思います。


民主党政権で、長く続いた円高。。

これは、酷すぎました。


日本の製造業は、円高で息の根を止められたのです。

リーマンショック後、

世界各国は、競って!!

最大規模の金融緩和を行い

自国通貨を通貨安へ誘導しました



これは、すべて自国企業の競争力を保つためです。


日本だけが、、円高を放置し、

日本企業を苦しめ続けたのです。。

円高は、企業の競争力を大きく失い、大きなハンデになります。


・製品価格は上昇し
・自国での生産コスト上昇
・日本人の賃金も、他国より相対的に上昇します
・また、円高は、デフレを招き、

国内産業の足を大きく引っ張り

経済は、縮小し、景気は悪化


実際、ここ一年間で、円安になっても、

輸出が回復せず、貿易赤字のままです

貿易黒字大国日本は、壊滅しているのです。泣

日本政府の戦略は、

目先の支持率、当選するための人気取り政策ばかりで、


日本から工場は、海外へ出て行け!
雇用は、海外へ出て行け!


 と、日本企業の首を絞め続けてきたのです。。泣


よって、日本経済を復活させる!!ためには、

・金融緩和継続で、一段の円安

・法人税削減

・原発を安全に再稼働し、安い電気代で産業コストを低下させる。



これが、今できる、日本再生のための処方箋だと思います♪


さて、当初のお話に戻りますと、、

自動車生産の8割が日本国内生産♪で、

海外へ工場を移転させず、

日本に残った、マツダは、

これまで、相当!苦労してきました。


慢性的な円高に苦しみ、なんども倒産しかけてきたのです。

しかし、現在では、

・クリーンディーゼル技術の確立
・低燃費のスカイアクティブ技術の確立


 といった商品技術開発により、

利益が出る♪魅力的なクルマ作りを成功させ、

1ドル75円になっても、利益が出る、クルマ作り♪

これを達成したのです。

おっさんも、

ほとんどの自動車産業は、海外重視となっている中、

日本国内の雇用を守り、

国内生産を維持しているマツダを応援したい!!


そう、強く思い、先日、マツダに投資しました♪

今後、マツダ投資分析をまとめていきたいと思います!!


マツダこそ!!

Made in Japan の 日本車ですね♪



※日本発!!の金融危機が起きる前に!!

 → 今こそ!!個人金融資産の『インフレ対策♪』が必要不可欠ですっ!!

 →『日本人のための『インフレ対策』徹底!!特集

 →『外国通貨建て資産へ投資する!!ということ。





おっさんは、

「打倒!金持ち父さん」を通じて、、

微力ながら、、早、6年にわたって!!


力の限り全力で!! 情報発信してまいりました♪



『日本人総投資家プロジェクト』は、その集大成です!!

どうか、

お読み頂き♪

そして、投資を通じでご参加頂き♪

さらに!!

・ご友人
・ご家族

 といった、身近な人へご紹介頂き♪

行動にうつしていこうではありませんか!!


We can change our Japan!!

日本の繁栄をもう一度!!



datou68 at 18:12│ このエントリーをはてなブックマークに追加
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