2010年02月22日
世界の国債格付け、経常収支、債務残高を徹底比較！！ 〜日本の債務残高はＧＤＰ比200％以上と突出している！！〜
日本政府による、
継続的な財政悪化！！により、、
日本の信用力が低下しております。。
まずは、Ｓ＆Ｐによる、
主な国の『国債格付け』をご覧下さい♪
ＡＡＡ イギリス、オーストラリア、アメリカ、
カナダ、スイス、ドイツ、フランス
ＡＡ＋ スペイン、ベルギー、香港
ＡＡ 日本、アイルランド、チリ、アブダビ
ＡＡ− イスラエル、台湾、サウジアラビア、クウェート
Ａ＋ イタリア、韓国、中国、ボツワナ、ポルトガル、南アフリカ
Ａ メキシコ、ポーランド
Ａ− タイ、リビア
日本は、かつての、
・米国、ドイツと並ぶ！！『３強♪』
の定位置♪からは、
→ 既に、、脱落！！し、
日本の信用力は、、
リーマン・ショックにより金融危機が生じた、、
→ アイルランドや、
南米のチリ、アブダビなどと、、
→ 同列！！になっております。。
いや〜〜、
このように他国と並列で評価されると、、
かなり厳しい！！評価ですね。。。（泣）
さて今回は、
さらに詳しいデータを踏まえて！！
「どれだけ日本がヤバイのか？？」
みていきましょう♪
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財政赤字ＧＤＰ比
２００９年 ２０１０年
英国 −１１．６％ −１３．２％
日本 −１０．５％ −１０．２％
アメリカ −１２．５％ −１０％
フランス −７．０％ −７．１％
イタリア −５．６％ −５．６％
ドイツ −４．２％ −４．６％
カナダ −４．９％ −４．１％
リーマン・ショックによる世界金融危機後、
世界各国は、
景気下支え！！のため、
上記のように、
→ 積極的な！！財政出動♪
を行っております。
そのため、ここ数年は、
どの国も、財政赤字ですね。。
まあ、日本だけは！！
→ 慢性的に赤字なのですが、、泣
しかし、一方で！！
経常収支をみると、、
経常収支 ２０１０年 ＧＤＰ比
英国 −１．９％
日本 ＋２．０％
アメリカ −２．２％
フランス −１．４％
イタリア −２．３％
ドイツ ＋３．６％
カナダ −１．８％
日本は、
輸出大国♪であることから、、
→ 『経常黒字』となっております。
これが、『円高』の裏づけですね〜〜♪
本来であれば、経常黒字国として、
→ 日本国債格付けにもプラス♪
とみられるはずなのですが、、
日本の場合は、
財政赤字が巨額過ぎる！！
ことから、
相対評価で、格付けが下がっているのですね。。
それでは、
「日本の債務残高が、
各国と比較してどれだけひどいのか？？」
みていきましょう♪
債務残高 名目成長率１０年平均 ＣＤＳ保証料
英国 ８２％ ４．２％ ０．８％
日本 ２２７％ −０．４％ ０．８％
アメリカ ９４％ ４．３％ ０．４％
フランス ８３％ ３．４％ ０．５％
イタリア １２０ ３．０ １．２
ドイツ ８５ １．６ ０．４
カナダ ７９ ４．５ ０．６
いかがでしょうか？？
日本の債務残高は、
・ＧＤＰ比で、『２００％以上！！』
と、飛びぬけて！！おり、、
ひどい借金を抱えているのですね。。
また、さらに！！
・慢性的な財政赤字を抱えており、、
・今後の財政再建の見通しもたっていない。。
過去１０年平均のＧＤＰ名目成長率をみても、、
→ 先進国で唯一！！マイナス成長。。
という具合ですから、、
日本には、
良いファクターが全くない！！のです。。
さらに！！
・名目成長率がマイナス ＝ デフレ進行
ということですが、
デフレが進行すると、、
→ 国の借金は、実質で増加！！しているのです。。
これでは、たとえ、経常黒字国であったとしても、、
→ 日本国債格付けが下がっても納得ですよね。。
日本のＣＤＳ保証料が上昇しても納得なのです。
また、
国際通貨基金（ＩＭＦ）の見通しによると、
２０１０年も、
日本の一般政府ベースの財政収支は、
ＧＤＰ比１０％超の大幅な『赤字』が続きます。。
こんなに！！
日本の財政が悪化しているにもかかわらず、、
日本の政権与党である、民主党は、、
→ 政治重視ではなく、、政局重視！！で、、
→ 消費税値上げをタブーにしております。。
最近では、、
・消費税を上げるどころか、、
その代わりに！！
→ 所得税増税。。
→ 企業の内部留保に対する課税（＝法人税増税）
で、その場限りの対応しようとしております。。。
特に！！
企業の内部留保に対する課税については、、
本当に何を考えているのか？？？
あきれて物が言えませんね〜〜。。
現在、日本企業は、
・縮小していく、、日本市場
という現実に対応するため、
→ 世界市場で生き残りをかけて！！
・激しい国際競争を戦っております。。
そんな中、
『世界一高い日本の法人税』
というハンデを抱えながら、、
世界市場で戦って！！いるのです。。
にもかかわらず、、
・日本企業にさらなる！！重荷をしょわせる。。
という発想自体に驚いてしまいます。。
民主党は、一体、
日本経済をどうしたいのでしょうか？？？
日本の未来を考えて、、
・法人税 → 値下げ
・消費税 → 値上げ
という形でしか、国は成り立たない！！
のは、すでに明らかであるのに、、
民主党は、
『政権与党』というポジション重視で、、
→ 『消費税値上げ』をタブーにしているだけなのです。。
政権与党として、、
・財政赤字、放置
・消費税値上げ、タブー
というスタンスは、、
もはや、無責任以外の何者でもない！！
といえるでしょう。。
そんな中、企業の内部留保課税という、、
→ 愚策を持ち出すとは、、
心の底から、、失望しました。。
企業にとって、内部留保は、
→ 必要不可欠！！なものです。
・内部留保から、、
→ 設備投資や、
→ 研究開発費などの、
日本企業の『未来への投資♪』が生まれるのですから。。。
企業の内部留保に課税するとは、、
→ 企業に毒を盛って、、殺している。。。
のと、全く同じことだと思います。。
国民の民主党に対する期待は大きいです。
しかし、、民主党の戦略なき、、
その場、その場限りの、思いつき政策に、、
→ 国民はあきれていると思います。。
・消費税値上げ問題を解決しない限り、、
この国は、前に前進していかないでしょう。。
消費税を値上げして！！
・財政赤字問題の解決を図り、
→ 日本国債の信用力を上げて、
・消費税を基礎年金の原資に当てて、
→ 無年金者を無くし、国民の将来設計に安心をもたせる。
・消費税を医療費に充当し、
→ 高齢化社会で膨らむ社会保障に対応する♪
という形を、いち早く作らない限り！！
日本に未来はないでしょう。
民主党さん、
・政権与党の椅子に座り続けること。。
だけを重視して、政局重視で、居座るつもりなら、、
日本にとって、迷惑なだけですから、、
一日でも、早く、政権を返上してください！！
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