2012年07月11日
中国株を売却しました!! 中国株投資をお休みします♪ 〜中国のビジネスモデルの危機と、中国不動産バブルの崩壊〜
先日、中国株を全部売却しました!!
おっさんが、中国株投資を始めて以来、『約10年間』が経過しました。
中国の経済成長のおかげさまで、
青島ビールや万科企業など、
株価が10倍以上になった♪企業もありました!!
(今まで、ありがとうございました♪)
おっさん、個人的には、
継続的にホールド♪
していきたい気持ちもあったのですが、
中途半端はいけない!!
と、一時、撤退としました。。。
10年ぐらい投資してきたので、
中国株から離れるのは、少しさみしいですが、、泣
今後とも、再投資のチャンスを伺っていこうと思います♪
・iシェアーズ MSCI エマージング マーケッツ(EEM)
という形で、
間接的に中国株には継続投資していく予定です♪
さてさて、、
中国経済の成長は、減速してきております。。。
・GDP成長率は、
→ 5四半期連続で悪化しており、
・『8%以上のGDP成長率』
を維持できなくなってきております。。
中国経済の減速は、
世界経済にとってもバッドニュースです。。。
現在、欧州は危機に陥り、
アメリカの景気回復もおぼつきません。
そんな中、中国の成長が唯一の好材料だったのです。。
中国経済悪化の要因としては、
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・不動産市場の沈静化と、
インフレ抑制のためにとられてきた金融引き締め策
・中国輸出に対する海外需要の落ち込みや、欧州危機による影響
などが挙げられております。
また、中国の個人消費は、
GDP比 35%と世界の主要国で最も低いと指摘されており、
まだまだ、中国の内需マーケットは発達途上ということでしょう。。
さて、多くの専門家は、
短期的に中国経済が心臓発作を起こすのではないか?
と予測しております。
また、中国の不動産バブルは、いつか弾ける!!
と指摘されております。。
中国の不動産バブルがはじけたら、、
中国全土に巨額の不良債権問題が勃発する!!でしょう。。
借入率が高い地方政府や、不動産開発業者は、
破綻や債務不履行に直面し、中国経済は大混乱に陥ることでしょう。。
いつかは弾ける!!と言われている、
中国不動産バブル問題は、巨大な時限爆弾なのです。。汗
リーマンショック以上のインパクトを世界経済へ与えるかもしれません、、泣
さらに!!
中国経済のビジネスモデルにも限界がきております。。
中国は、これまで低い労働コストを武器として!!
『世界の工場』としての地位を確保し、
結果として、日本を抜き、、
『世界2位の経済大国』として躍り出ました。
しかし、中国のビジネスモデルも長くは続かないかもしれません。。
まず、中国における人件費は、
→ 『毎年20〜30%』も!!上昇しており、
もはや、アジアでは他の国の方が人件費が安くなりました。
その結果、企業によっては、
中国以外の国で、工場を新設する動きが出てきております。
また、国際的に名の通った中国ブランドといえば、
青島ビール、ハイアール、レノボなどほんのひと握りです。
ほとんどの中国製品は、
いまだに輸出業者に牛耳られており、
中国メーカーの利ザヤは、ほとんどないのです。。
つまり、
中国の世界の工場としてのビジネスモデル問題点としては!!
・低付加価値の製品ばかりで、あまりもうからない。。
・人件費が上昇してきており、低付加価値製品の工場としては、競争力が低下している。
・研究開発、ブランド構築で遅れ、高付加価値の製品へのシフトができていない。。
ということなのです。
これが、中国経済における最大の問題点だ!!
と、おっさんは考えております。。
高付加価値化を進めた日本や、韓国の企業と違い、
中国企業は技術力も、マーケティング力もまだまだという評価です。
これまで中国の工場は、
研究開発や大規模な投資をするよりも、
OEMで、てっとり早く稼ぐほうを選んだのです。
現在、欧米企業が不振に悩み、消費者需要も低調とあって、
中国への外国直接投資は干上がっている状況です。。
中国へ投資を続けているのは、
GMやVW、サムスンなど、
中国の消費市場で地位を確立した大手企業だけです。
実際、中国の富裕層が買うのは、
ルイヴィトンやアップル、メルセデスなどの外国製品であり、
中国国産品を買うことは少ないです。
中国では、世界2位の経済大国になっても、
いまだに!!外国製品の方が、
たいていの中国製品より品質がいいということが、大きな問題なのです。
中国は、低付加価値の1次産品などでは、既に世界市場を牛耳っている。
しかし一方で、
独自性のある高付加価値製品は、ほとんどないということです。
これが今後、中国が成長していく上で、最大の課題となることでしょう。。
以上をまとめますと、、、
・中国の不動産バブルがはじけたら、中国経済は一度、崩壊する。。
・中国のビジネスモデルに未来が見えない。
ということです。
よって、中国株を全部売却しました!!!
中国経済は、これまでかなり成長しましたが、
現状では、いろいろな問題が出現してきております。
今後、低付加価値戦略だけでは、成長は止まってしまうでしょう。。
リーマンショック以降、中国は、
不動産やインフラへ巨額投資することで、カンフル剤を投入し、
なんとか成長という形で支えてきました。
しかし、冷静に分析して、
一度、バブルがはじけないと、次のステージにはいけないような気がします。
中国株の再投資時期としては、
中国不動産バブルの崩壊 & 中国の政治安定
が条件となると思います♪
今後とも、中国経済の分析を続けていこうと思います!!!
※日本発!!の金融危機が起きる前に!!
→ 今こそ!!個人金融資産の『インフレ対策♪』が必要不可欠ですっ!!
→『日本人のための『インフレ対策』徹底!!特集』
→『外国通貨建て資産へ投資する!!ということ。』
おっさんは、
「打倒!金持ち父さん」を通じて、、
微力ながら、、早、6年にわたって!!
力の限り全力で!! 情報発信してまいりました♪
『日本人総投資家プロジェクト』は、その集大成です!!
どうか、
お読み頂き♪
そして、投資を通じでご参加頂き♪
さらに!!
・ご友人
・ご家族
といった、身近な人へご紹介頂き♪
行動にうつしていこうではありませんか!!
We can change our Japan!!
日本の繁栄をもう一度!!